Kさんは、プレゼンテーションのリハーサルをしていました。すると同席していた部長より「言葉のイントネーションが違う。それから、もっとハキハキとした口調で説明するように」との注意を受けました。

そこで気をつけて発生していると、さらに「この部分は数値化して説明すべきだ」「資料を見やすく簡潔に」と、徐々に注意が増えていきました。

次第に、Kさんは『こんなに指摘を受けるのでは、この仕事は自分に不向きなのではないか』と思うようになりました。

思いあぐねて先輩に相談すると、「イントネーションにしても口調にしても、一つずつ改善しているじゃないか。できない者に注意はしないよ」と言われました。そして「注意と思わずに激励と思ったらどうかな」と助言されたのです。

Kさんは『自分を信頼して激励してくれているのだ』と思い直してみると、部長に対して、深い感謝の念が湧いてきたのです。

前向きな気持ちになったKさんのプレゼンテーションは、大成功を収めました。

 

 『職場の教養』 より