長期出張の多いCさんが会社に戻ると、いつも机の上が書類で山のようになっています。その処理を後回しにする日々がしばらく続いていました。

ある日Cさんは、一緒に出張した上司から助言を受けました。「君の先輩は出張がない時はいつも早く出勤しているぞ。君も出張がない時には、先輩よりも早くでてくるように心がけたほうがいい」と言うのです。

Cさんは、『たまに帰ってきた時くらい、ゆっくりしたい』と思っていました。しかし、『やるなら今しかない』と決心して、早朝の出勤を始め、仕事の段取りをするようになりました。

一ヶ月ほど続けていると、ある変化が起こりました。人と会う時や仕事を進める時に、スムーズに事が運ぶのです。また、今までは失敗すると落ち込む時間が長かったのが、即座に気持ちを前向きに切り替えられるようになりました。

時間がないことを理由に、物事を悲観的に捉えてきたCさん。決心して取り組んだ時から、環境が変わっていったのです。

 

『職場の教養』より