Kさんが乗車していた通勤時の満員電車が、発車直後に急ブレーキをかけました。発射間際に駆け込み乗車をした人の鞄が、ドアに挟まれたまま発進したからです。その勢いでほとんどの乗客が将棋倒しになりました。

Kさんはつり革につかまり、倒れずに済んだので、怪我人がいないかどうか、まわりの乗客の様子を確認しました。大惨事になってもおかしくはあい状況でしたが、大きな怪我をした人がいない事がわかり、安心したといいます。

「発射間際の駆け込み乗車は、危険ですからお止めください」と注意を呼びかけるアナウンスは日々、耳にするところです。しかし、ほとんどの人は無関心に聞き流しているのではないでしょうか。

何気ない小さな行いが、大きな事故を誘発することがあります。『自身の行為が他人や公の迷惑になることのないよう、自己を律していく必要があるな』とKさんは痛感したのでした。

良きも悪きも小事から始まりす。「小事を軽んずるなかれ」です。

 

『職場の教養』より