東京都世田谷区にある松陰神社通り商店街では、「バリアフリーやさしい街づくり」を銘打ち、新たな施策を進めています。

平成十八年に、「東京都福祉のまちづくり特区モデル事業」に指定されて以降、集中的にバリアフリー環境整備を進めているのです。

商店街は小売店が軒を並べ、車道より一段高くなっているのが通常ですが、フラットな状態に整備されています。

また視覚障害者用に音声案内を流すなど、誰もが安心して買い物のできる商店街となるよう取り組んでいます。

大型スーパーに向きがちな顧客の足を呼び戻すため、商店街の再生に向けた関係者のやる気が伝わってきます。その根底に息づくのは、「これまでと同じことをやっていたのでは、商店街に明るい未来はない」という危機感でしょう。

現状の顧客サービスに満足している限り、その企業の未来は見えてきません。「足りないところはないか」「気づかない点はないか」という意識を常に持ち、定期的に「サービスの更新」を図ることで、お客様の足を獲得したいものです。

 

『職場の教養』より