Sさんは駄々をこねてオモチャをねだっている男の子が、母親から「いくつも持っているでしょう」と大きな声で叱られている場面に遭遇しました。

このような光景を見た時、『人前でもったいない』あるいは『叱られてかわいそう』と感じたりするでしょう。

しかしこの時、Sさんは『男の子はオモチャが欲しいのではなく、母親からの愛情を求めているのではないか。母親はそのことをわかりつつ、愛情表現で叱っているのでは』と視点を変えてみました。

すると、二人の様子が素敵な親子愛のシーンに感じられたのでした。

私たちは、固定観念だけで、相手の行動や状況を判断してしまいがちです。頑なな判断は、新しいチャンスを掴み損ねたり、感動や感激の場をいたずらに逃すことにもなり得ます。

職場においても、いつもとは少し視点を変えて周囲を見渡してみましょう。今までみることのできなかった、素敵なシーンに出合えるかもしれません。

 

『職場の教養』より