Nさんは帰宅途中に、夕食の材料を買うためスーパーに立ち寄りました。夕方の込み合う時間帯ということもあって、店内はとても混雑していました。

レジ清算の順番がなかなか進まずイライラしていると、前にいる小学校低学年の女の子が、財布の中のお金を一所懸命数えていることに気づきました。

レジの前まで来ると、女の子は改めてお金を数えつつ、間違いのないように丁寧に取り出しています。お金を出してお釣りを受け取ると、今度はレシートと見比べながら戻ってきたお金の数を確認しています。

おそらく家で、「お金は大切なものだ」ということを教えられているのだろうと、その行動からNさんは想像しました。

お釣りを受け取っても、ポケットに無造作に入れ、レシートなどはろくに確認もせずに捨てていたNさん。女の子の行為に深く感じ入りました。

人が生きていく上で、お金という存在は不可欠です。欠かすことができないものだからこそ大切に扱っていきたいものです。

 

『職場の教養』より